お庭作業日記

奈良市 手塚山で個人様邸の剪定。

すっかり年の瀬も押し迫ってきました。幸い12月は天気廻りがよく仕事も順調にこなれています。

こちらのお宅もこんな感じで透かし剪定。シマトネリコですがコンパクトに、なおかつ自然な感じで維持するのはなかなか難しい樹種のように思います。いつも「出来るだけ小さくしてなー」って言われますが・・・ただ小さく、だけなら簡単ですが、職人としてはやはり出来るだけさらっと綺麗に仕上げたいですもんね。

今回はこんな感じでご勘弁を・・・ってとこです。

この木にお孫さん(保育園の年中さんかなー)が木登りをして困ってるそうです。見ていると危なっかしくて、とおっしゃってましたが。でも自宅の庭で木登りが出来るってなんかええですよね~、この子はきっとたくましい子に育つ!もしくはええ植木屋になるかも(笑)


剪定もいろいろ、技術もいろいろ。

12月も既に11日!年内の実労日数もおおよそ2週間とちょいになってしまいました。今日も北風つよく、めちゃ寒かったですねー。

今日は生駒市鹿ノ台での剪定でした。モダンでとても立派な個人様邸です。植栽スペースは小さいですが、雑木と切り石をうまく配したお庭です。

雑木の剪定は出来るだけ自然に逆らわず、無駄な枝を吟味しながらさらっと。

かたやこちらのお庭の木々は刈込仕立です。

刈込仕立は庭に何かしらの象徴として配してみたり、また狭いスペースでの庭木の管理には向いていると思います。

自然風の透かし剪定にはセンスが、刈込仕立てには技術が必要になります。

どちらが優れてる、っていうのではなく、樹種や建物の外観、庭の用途や管理方法により、多彩な手法で庭を演出していきます。

日々センス、技術ともに磨いていきたいものです。

 


木津川市 木津町で木づくり。

今日は木津町で背の高いクロマツがそびえるS様邸での作業でした。こちらの施主様は施肥、消毒、剪定と年間管理でのお付き合いが始まってまだ3年程なのですが、いつ連絡しても「いつでもええよー、わざわざ連絡してくれんでもええときにきてやー」と言ってくださいます。繁忙期でもあり天候に左右されるわれわれの仕事柄、そう言っていただけるとほんと助かります。しかしそう言っていただくと、ことさらしっかりと応えなければと思ってしまうもので、毎年ちゃんと決まった時期にきっちりとお手入れをさせて頂いてます。その信頼関係があるからこそ「いつでもええよー」と言っていただけるのだと。

ひと芽ひと芽を大事に丁寧に。一軒一軒を大事に、の積み重ねですね。

 

 

 


木津川市にての剪定作業。

暑さも和らいだな~って思ていたのに、気が付けば早くも11月も終わりに・・・われわれ植木屋はとうに年末モードでフル稼働の毎日ですが、世間もそろそろ年末モード突然ですね。

本日の施主様宅、今年は特にモミジが綺麗に染まってました。剪定するのがもったいないくらいですが、お庭もそろそろ新年準備の時期なのでこちらもすっきりと葉っぱを落とします。

葉っぱを落とした足元があまりに綺麗やったんで、あえて養生シートを敷かずに作業してみました。

「綺麗ですねー!」このまま掃除せんと置いときたいくらいでしたが、施主さんにも一目見ていただいてきれいに片付けました。今日は風が無くてよかったです。


四條畷市 田原台で植栽。

8月頃に頼まれていたコニファーの植栽。涼しくなってからの作業にしましょう、とのことだったのですが剪定の繁忙期に入りのびのびに。玄関前だったので気になってはいたんですが、ようやくお伺いできました。

今回は成長が遅い、ウイチタブルーという品種を植えました。この時期はとにかく剪定に追われる毎日ですが、新年前に綺麗にできて一安心。

 


奈良市 朝日町にて。

あやめ池にほど近い奈良市朝日町での剪定仕事。ちかくの公園で常緑樹の中に 紅一点、綺麗に紅葉したヤマモミジが目を引きました。

紅葉が綺麗なのはもちろんなんですが、樹形がとてもきれいです。

公園なのでもちろん植えられたモミジなんですが、おそらく植えられてから一度も剪定されてない感じです。

モミジは下手に剪定すると樹形が乱れやすい樹種でもあり、いっそ切らない方が元気で綺麗な樹形なるように思います。

がしかし、広い公園ならまだしも限られたスペースの個人邸ではそうもいきません。なので、われわれ植木職人は手を入れつつも自然の樹形に近づけるよう気を使います。

自然の中から学ぶことがいっぱいありますねー

いかにも剪定しました!ではなく、どこを切ったのか判らんけどすっきりと綺麗になったなー、がええ感じなのです。


木津川市 加茂町にて、マツの剪定。

ひょんなことから植木職人になってはや20年。ようやくマツの剪定に自分の個性を出せるようになってきたかなーと感じてます。マツの手入れを教わった親方の元を離れて十数年になりますが、いまでも自分やり方が不安になった時はその親方のマツを眺めに行きます。

そのマツはずっと眺めてても飽きないほど、ほれぼれします。

何かが違う・・・。いつも感じるのは「まだまだ足元にもおよばんなー」

ですね。


木津川市 加茂町当尾にての剪定。

比較的遠方のお得意様が多いのですが、今日は地元加茂町で剪定でした。

ここは古くから当尾と呼ばれ史跡や石仏などで有名で、まだまだ日本の原風景が残る心落ち着く山里です。

子供のころ、刈り取られた冬場の田んぼでよく野球したり干してある藁の上で寝っ転がって怒られたもんです。

こちらのお庭には立派な糸ヒバが植わってます。最近は糸ヒバを新たに植えたいとか、植えるという話はほとんど聞いたことがありません。そのうち糸ヒバなんて剪定したことない、っていう職人さんもでてくるのかなーなどと考えながらの作業。この糸ヒバも僕が初めてこちらのお庭の手入れに伺ったときは刈込仕上げでした。

数年かけてようやく鑑賞にたえられるようになってきたかなー。


奈良市登美ヶ丘での剪定。

ゴルフ場じゃないですよ。個人邸のお庭ですが、こちらの芝生は本当に綺麗に管理されてます。

いつ来ても綺麗に刈られてます。画像では伝わり難いですが、さながらゴルフ場のグリーンです。

それもそのはず、傍らには立派な芝刈り機が。

普通こんなの個人邸にはないですよね。


奈良市 学園大和町にて。

この仕事をしてると、この時期は一年で一番の繁忙期です。一年で一番いい気候のこの時期に・・・ゆっくりと紅葉狩り、っと洒落込みたいところですが、そうもいかないのでお客様のお庭で仕事をしながらの紅葉狩り。

学園前の駅にほど近いのに田園が広がっていて、近くの保育園からは賑やかな園児たちの声が。

今年は寒暖の差が激しいせいか、桜もきれいに赤く染まっていますねー。


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